副鼻腔炎ってどんな病気なの?

鼻腔(びくう)とは、下の図で緑色の部分。鼻の中のことです。鼻腔の周りには骨で形作られた空洞が繋がっていて、それらを副鼻腔(ふくびくう)と呼びます。

副鼻腔炎ってどんな病気なの?

副鼻腔はその場所によって名称が異なり、
上顎洞(じょうがくどう:ほおの奥;図の赤色
篩骨洞(しこつどう:眉間の奥;図の青色
前頭洞(ぜんとうどう:眉毛の奥;図の黄色)と呼ばれます。

副鼻腔の内部は鼻から連なる薄い粘膜におおわれた空洞になっています。

ミミレンジャー鼻腔から副鼻腔にばい菌が入り炎症を起こした状態が副鼻腔炎です

副鼻腔の粘膜が腫れたり、副鼻腔に膿汁がたまったりします。

急性副鼻腔炎ってどんな病気なの?

ミミレンジャー風邪などをきっかけにして、副鼻腔にばい菌が入り発症します

バイ菌が副鼻腔の中の粘膜で繁殖して急性の炎症を起こし、結果として本来、空洞であるはずの副鼻腔に膿汁がたまります。風邪以外でも、アレルギー性鼻炎で鼻づまりがひどくなるのをきっかけに発症することも多いです。

また、潜水や飛行機に乗って副鼻腔の気圧が急激に変化することにより発症する場合(気圧性副鼻腔炎)もあります。外傷が原因で発症する場合もあります。体の抵抗力が疲労や病気で低下している時には発症しやすくなります。

どんな症状なの?

急性副鼻腔炎の症状は風邪に引き続いて起こることが多く、発熱や頭痛、鼻づまり(鼻閉感)、鼻汁など、症状は多彩で、においが分からないといった鼻の症状や頭痛・頭重感などに加えて、意力散漫、記憶力減退といった症状を認めることもあります。

仕事の能率が上がらなかったり、勉強に集中できないなど生活に支障をきたすことがあります。また、鼻汁が喉にまわり、頑固な咳の原因になることもあります。

これからの治療は?

症状によっては種々の検査をします炎症の程度がきつい場合や長引いている場合にはレントゲンで副鼻腔炎の診断をすると同時に病状の程度を検査します。鼻汁の細菌検査やアレルギー性鼻炎を合併しているかどうか、血液検査を行う場合もあります。

通院治療バイ菌による炎症なので、バイ菌を殺す抗生物質と膿汁の排泄を促す処置が中心になります。アレルギー性鼻炎を合併している場合、その治療も同時に行います。

●鼻・副鼻腔の処置
鼻や副鼻腔の膿汁を吸い出し、粘膜のハレをとるスプレーで副鼻腔の膿が出ていきやすいようにします。処置を頻繁に行う方が治療効果が上がります。

●ネブライザー(吸入)
炎症やハレを抑える薬を霧状にして、鼻や副鼻腔に届けます。

●鼻洗浄(ライノ)
生理的食塩水を霧状にして鼻の中を洗浄します。鼻づまりにも効果的です。

●内服薬
抗生物質や炎症を抑える薬、粘っこい鼻汁をさらっとさせて、出ていきやすくする薬を使います。アレルギーを抑える薬が効果的な場合もあります。

●点鼻液
鼻の粘膜のハレが強く、鼻づまりがつらい場合には、炎症を抑え、ハレをとる薬の点鼻液を使います。

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